001_妊娠2カ月(6週目):優しい幸福感
非常に月並みですが、生理が遅れている、なんとなく吐き気がする。
こんなところから始まって数日経過。
きっと妊娠してる!と確信したのが、WEBで調べて知った「着床出血」。
生理予定日頃の出血が1日で終わってしまったのを思い出し、これは絶対そうだわと、その日の仕事帰りに近所の産婦人科へ。
結果は妊娠6週目。予感して行ったので落ち着いた喜び。
それがジワジワと全身に染みわたってくるような、とても優しい幸福感に包まれたのを覚えています。
結婚して半年、子どもは2人は欲しいと思っていましたが、何の計画性もなく、とりあえずまだ一年は仕事に没頭するわと言った矢先の出来事でした。
その頃の私は妊娠出産に限らず、自分の健康や栄養についても無知で関心も低く、親になる準備は全くできていませんでした。
けれど(この時はまだ一人だと思っていた)お腹の赤ちゃんは愛おしく、この気持ちは言葉で表現しきれません。そんな気持ちになったことも初めてだったと思います。
のほほんとした幸福感に包まれていたこの時は、想定外のことが起こるとは夢にも思っていませんでした。