DEAR MY TWINS

双子の妊娠・出産・育児~子どもたちが成人するまでの回想録

012_妊娠9カ月:限界やー

この頃からお腹の大きさに加えて重さと圧迫感がプラスされ、思うように体を動かせなくなってきます。

そして恥骨やらあちこちの痛みがますます強くなってきました。私は胎盤が左寄りで、胎児は中央に1人、右側に1人といった状態で、右腹が大きく膨らんだ歪な形をしていました。そのいびつさがますます顕著になると同時に、右腸骨付近に痛みが出始めました。(これがなかなか辛くて、今でも引きずってるんじゃないかと思う時があります。)

仰向けではもう寝れません。横向きになっても苦しい。立っても座っても苦しい。時々、尋常でないお腹の張りに見舞われて、生まれるんじゃないかとビクビクしながら過ごすことも多くなってきました。目が覚めてもすぐには動けなくて、布団の中でゴロゴロ半日寝ながら過ごし、昼過ぎようやく起きるのが習慣に。もう早く産みたい、外に出したい、限界やー、と訴える毎日を過ごしていました。

 

「手術は水曜と金曜どちらがいいですか?」こうやって誕生日が人工的に決まりました。

最後の検診は手術予定日の2日前、入院の前日でした。大きなお腹を抱えて過ごすのは本当にもう無理っと思っていた私はようやく明日入院できると、すがる気持ちで受診したのですが、先生からとんでもないサプライズを頂きます。

「最近の論文で36週は早いと言われているので、37週で産みましょう」

… なんやて?